父は、学校の先生でした。
毎年バレンタインデーとホワイトデーの日は生徒さんから何やらチョコとかキャンデーをもらってきていました。そうです。義理チョコです。
どうも学校では「面白い先生」だったらしく、義理ものはいただけてたみたいですね。ニコッ
(ホワイトデーのキャンディーに関しては、職員室の先生同士でのおすそ分けがあったのかもしれません。)

自分でも食べるのですが、私がいつもカバンの中をのぞくのを知っていてチョコとか残しておいてくれるのです。
そして、食べ終わったキャンデーの包み紙を鞄に結んでおくと、そのまま学校に行き、はずすこともありませんでした。

いつも、時計のように１７時に車で学校から帰ってきて、鞄を置いて、私が鞄の中をのぞく　というのは日課のようなものでした。

で、毎日、給食の牛乳とパンとチーズが嫌いだったらしく、（それ以外いったい何を食べていたのだろう？？）持ち帰ってくるので、それをおやつ代わりに食べていた記憶があります。（家のおやつがなかったわけではないのですが　W）

で、私は大人になって、心配になって（かなり骨の造りが細いというかきゃしゃなのです）骨量調査なるものを検査したら、「意外と普通のやや上」　という結果でした。
これも、「父の持ち帰る牛乳やチーズ」のおかげだったのかな
と、かたく信じて疑わないこの頃。

と、バレンタインデーが来ると、まわりくどく思い出す、「思い出」でした。　　チャンチャン。